2017年の活動報告
2017年12月7日
定例会(2017年11月)
日 本 商 標 協 会 関 西 支 部 第 283回 議 事 録
開催日及び場所
平成29年11月22日(水)午後4:00~6:00 [大阪弁護士会館1110号]
出席者(順不同、以下敬称略)
岩井智子、松本勝男、戸川委久子、石田知里、乾真範、保田祐子、千原崇史、脇坂祐子、村井康司、魯佳瑛、大本久美、長谷川勝彦、藤川順、安東功雄、前田周、俊成勇、柴田智香、丸山由佳、溝上哲也(以上、19名)
議事・報告事項
関西支部の今後の例会予定を報告し、12月27日(水)例会終了後に忘年会を行うことを告知した。
30周年記念セミナー&ワークショップが2月8日(火)に開催されることを告知して関西支部からの参加を呼びかけた。
4.例 会
岩井智子先生(特許業務法人三枝国際特許事務所 パートナー弁理士)を発表者として、「中国商標に関する最近の事例とその動向~」をテーマに、商標出願、評審委員会、司法の現況を説明頂いた後に、①損害賠償額1000万人民元のニューバランス事件一審判決(2017年8月15日)、②ヤクルト立体形状侵害事件終審判決(2017年6月28日)、③MUHI事件(2017年4月27日)、④ランドローバー事件(2017年5月27日)、⑤H図事件(2017年3月13日)、⑥HAODA事件(2017年6月29日)等、2017年に公開された判決をパワ-ポイント資料に基づき、詳細に解説して頂いた。
発表後、出席者から様々な質問があったが、中国の実情に即した説明があったほか、中国代理人の選択についてまで議論がなされ、実務上たいへん有意義で示唆に富む例会となった。
5. 今後のスケジュール
・例 会
(1)平成29年12月27日(水)
「デジタルデザイン(画像デザインやアイコン)の保護について」
発表者:山田 繁和 先生[大阪工業大学大学院 知的財産研究科 特任教授]
(2)平成30年1月24日(水)
「商標と品質によるブランド管理の実務と経営
~化粧品業界・食品業界の実情や商標実務からブランド構造の経営観まで!~」
発表者:大原 登 様[株式会社ノエビア 執行役員]
・研修講座
平成29年12月14日(木)「商標及び商品・役務の類否」
平成30年 1月10日(水)「商標の異議・審判及び審決取消訴訟」
※会場は、貸会議室ユーズ・ツウ、時間は、午後1時30分~4時30分です。
※各回ごとのお申込も可能です。
記録(溝上 哲也)