活動報告
 

2015年の活動報告

2015年7月13日 関西支部 報告者: 溝上 哲也

定例会(2015年6月)

日 本 商 標 協 会 関 西 支 部 第 257 回 議 事 録

 

  1. 開催日及び場所

    平成27年6月24日(水)午後4:00~6:00 [大阪弁護士会館510号室]

     

  2. 出席者(順不同、以下敬称略)

    滝井朋子、浅田瑠衣、吉岡亜紀子、戸川委久子、鳥山満、川﨑和之、正路千紗、千原崇史、肥田正法、西村竜平、牧麻里、天目明利、冨永珠見、齊藤整、川本篤、岸本仁一、朴沼泳、魯住瑛、村井康司、中井祐、尾崎雅俊、松田さとみ、山根広昭、長谷川勝彦、吉田忠弘、安東功雄、真下千秋、室谷和彦、井髙将斗、陳林、岩谷敏昭、浜田将裕、溝上哲也(以上33名)

     

  3. 議事・報告事項

  1. 平成27年度第2回本部理事会の議事内容の報告を行った。

  2. 例会終了後、支部役員会を開催し、今後の発表者等について協議を行った。

     

    4.例 会

    弁護士の滝井朋子先生を発表者として、「新しいタイプの商標の登録要件と権利範囲について考える」をテーマに、まず、(1)商標の骨核、(2)商標侵害、(3)立体商標の導入、(4)新しいタイプの商標の導入について、機能論や技術の進歩との関係も含めて解説していただいた上、新しいタイプの商標のうち、主に色彩のみからなる商標について、問題提起がなされ、不正競争防止法事件の多くが 「色」 に関するものであること,否定判決が少なくないことは,要件及び権利範囲について厳格であることを要求している趣旨と判断されるとの見解が述べられた。

    その後、発表者から提起された問題について、出席者から様々な質問と意見表明があり、色彩のみからなる商標が登録された場合にどのような使用が侵害となるのかについても議論が及び、席者にとってたいへん意義深い例会となった。 

     

    5. 今後のスケジュール

    (1)例 会  

     平成27年8月26日(水) 「東京地裁平成26年5月21日エルメスバーキン事件判決     ~立体商標の侵害訴訟における類否判断について~」

                                  発表者:岩谷 敏昭 [アスカ法律事務所 弁護士・弁理士

     平成27年9月30日(水) 「ユニバーサルスタジオジャパン®のライセンスビジネス」

                              発表者:北口 圭介 [株式会社ユー・エス・ジェイ 法務部 課長

 

  1. 研修部会

    平成27年11月5日(木)~平成28年3月17日(木)まで10回開催

記録(溝上 哲也)