2014年の活動報告
2014年12月15日
定例会(2014年12月)
日 本 商 標 協 会 関 西 支 部 第 253 回 議 事 録
開催日及び場所
平成26年12月15日(月)午後4:00~6:00 [大阪弁護士会館1004号室]
出席者(順不同、以下敬称略)
肥田正法、戸川委久子、川﨑和之、天目明利、安田恵、川本篤、岸本仁一、川瀬幹夫、 脇坂祐子、杉浦健文、松田さとみ、大野芳裕、永田元昭、長谷川勝彦、松村信夫、 髙橋慎太郎、江田あき子、室谷和彦、青木覚史、井髙将斗、松井宏記、溝上哲也 (以上22名)
議事・報告事項
(1)11月25日開催された第4回理事会の議事内容の報告を行った。
(2)例会終了後、「ダイニング イオリ」で18名の出席で、飲み放題付コース料理の忘年会を開催した。
4.例 会
京都北山特許法律事務所の肥田正法弁理士を発表者として、「商標法における概念の相対性」~ 商標概念と商標の同一・同一性・類似について~をテーマに、裁判例、審査基準等を引用しつつ問題提起をされた後、①商標の要旨の変更、②商標権侵害の成否、③先使用による商標の使用をする権利、④商標登録の不使用取消の審判、⑤商標登録の不正使用取消の審判、⑥商標の同一又は類似を一括りにしている規定と別々にしている規定の各論について資料を参照しながら詳細に解説していただいた。また、それぞれについて、討議すべき問題点についてまで言及していただいた。
発表に際して、出席者から、様々な質問や意見表明があり、商標法の各条文を解釈するについて、目的・趣旨等からその概念が相対的に捉えられていることの問題意識が深まり、出席者にとってたいへん意義深い例会となった。
5. 今後のスケジュール
(1)例 会
平成27年1月28日(水) 発表者:鶴岡 直樹
[トムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社]
平成27年2月18日(水) 発表者:生駒 正文
[吉備国際大学大学院知的財産学研究科教授]
(2)研修講座
平成27年1月8日(木) 「商標の異議・審判及び審決取消訴訟」
講師:松井 宏記[レクシア特許法律事務所 弁理士]
平成27年1月22日(木) 「商標侵害の警告対応及び侵害訴訟について」
講師:溝上 哲也 [溝上法律特許事務所 弁護士]
※全10回開催しますが、各回ごとに参加可能ですので、関西支部までお申し込み下さい。
記録(溝上 哲也)