活動報告
 

2015年の活動報告

2015年11月13日 関西支部 報告者: 溝上 哲也

定例会(2015年10月)

日 本 商 標 協 会 関 西 支 部 第 261 回 議 事 録

 

  1. 開催日及び場所

    平成27年10月28日(水)午後4:00~6:00 [会議室 ユーズ・ツウ Fルーム]

     

  2. 出席者(順不同、以下敬称略)

    陳傑、耿秋、浅田瑠衣、戸川委久子、石田知里、鳥山満、染矢容子、齊藤浩二、中井恵深、石居天平、岸千裕、中川博司、牧麻里、天目明利、冨永珠見、安田恵、魯佳瑛、和田貴志、芹田幸子、山下道子、松田さとみ、村上太郎、長谷川勝彦、稲山史子、川添昭雄、溝上哲也(以上26名)

     

  3. 議事・報告事項

  1. 平成27年第5回本部理事会の議事内容を報告した。

  2. 関西支部研修部会の研修講座が11月5日から全10回開催され、各回1回限りの参加も可能であるので、奮って出席されるよう要請を行った。

     

    4.例 会

    中国の北京林達劉知識産権代理事務所の弁理士耿秋先生から、「中国商標出願・登録における留意点及び冒認出願への対策」をテーマに、詳細なレジュメに基づき、①中国商標実務の現状及び最新情報、②商標出願における留意点、③冒認出願への対策、④不使用取消審判及びOEMにおける商標使用について発表していただいた。その後、同事務所の弁護士陳傑先生から、「中国進出に遭遇可能な商標問題及びその対策」をテーマに、詳細なレジュメに基づき、①商標権侵害行為の認定、②模倣品対策措置、③商標侵害の現状及びその対策(インターネット、展示会、税関など)について発表していただいた。
     いずれのご講演も最新の法律・判例・実務を踏まえたものであり、最後に出席者からいくつかの質問があって具体的な回答が述べられ、今後の中国での出願戦略や模倣対策にどのように活かしていくか示唆に富む、出席者にとってたいへん有意義な例会となった。

     

    5. 今後のスケジュール

    (1)例 会  

      平成27年11月25日(水)「アンブッシュマーケティングについて

        発表者:太田誠治[特許業務法人R&C 弁理士

  平成27年12月24日(木)「買物代行業と小売役務商標の侵害事例について

~東京地裁 H27.1.29 判決(判例時報224986頁)~

        発表者:溝上哲也[溝上法律特許事務所 弁護士・弁理士

  平成28年 1月27日(水)「あらためて考えるインターネットが商標実務に与える影響

        発表者:並川鉄也三協国際特許事務所 意匠商標部部長 弁理士

 

  1. 研修部会

    平成27年11月5日(木)~平成28年3月17日(木)まで10回開催

記録(溝上 哲也)